BELZONA®による原油輸送ホース補修

KHIA ID: 2208
Industry: 石油・ガス (OILG)
Application: ()
Substrate: 亜鉛めっき鋼板
Customer Location: オフショア石油会社
Application Date: 2003年 夏
Products:

Belzona® 1321 (セラミック S-メタル)


Problem: 輸送ホースのフランジシール面が損傷したことによる密閉不全
Photograph Descriptions

1. 形成型を所定の位置にはめ、しっかりと締める 2. 完全に復元されたセレーション加工入りのシール面 3. その後ホースは国際規格(OCIMF 1991) とダンロップオイル&マリンのテストガイドラインに準拠し、1.8MPaの圧力で検査された。

Application Situation
原油輸送ホース
Application Method
グリットブラスト処理で亜鉛めっきを除去した後、Belzona® 1321を用いて新しいシール面の形成を行いました。ゴム製の栓をボルト孔に挿し込み、余分な材料が侵入しないように。また、金属製のシムを挿入し、フランジ面上にBelzona® 1321が十分な厚みで形成されるようにして、作業は行われました。
Belzona Facts
一度亜鉛めっき面が損傷を受けると、その下部では隙間腐食が進行してしまいます。Belzona® 1321を使用することで、シール面の形状が正確に復元されるだけではなく、コロージョンから長期的に保護します。施工の全工程にかかった費用は£1,000 (当時のレートで約20万円)以下で、仮にホースを取替えると£18,000 (当時のレートで約360万円)の費用が掛かったことと比べても格段に低コストで済みました。